2021/08/08

ITスキル標準 - プロダクト、アジャイル、内製化

 ペーパー試験が中心の情報処理技術者試験からくる古いイメージで、元々あまりIPAの情報には期待していませんでしたが、ふとITスキル標準(ITSS)を見ると興味深いことが書いてありました

伝統的なIT投資と新たなIT投資で、伝統的なほうにプロジェクトがあり、新たなほうにプロダクト・サービスとなっています

フリーランス案件にはまだプロジェクトというキーワードで求人がありますが、以前よりは減ってきたように思います

最近ではアジャイル、内製化といったキーワードの求人が増えてきました

大手企業も本格的に考えるようになってきたため、この傾向は止まらないでしょう

アジャイルについてはスクラムマスターというキーワードのみが注目されがちですが、プロダクトオーナー、開発者というキープレイヤーの働きが重要なので、普及はまだこれからというところでしょう

2021/08/07

オンライン会議の議事録作成のための手法とおすすめのツール

リモートワークが増えて、会議もオンラインで行われるのが普通になっています

ZoomやTeamsといったオンラインミーティングのソフトのレコーディング機能を利用して特に議事録は取らずに済ますことも多いでしょうが、中には詳細に議事録を取ることを要求されることがあります

そんな場合におすすめなツールと方法を紹介します

詳細に議事録を取るには、会議が2時間になるなど長時間となるとまず、レコーディングは必須です

会議終了後にレコーディングされた動画ファイルをダウンロードしてパソコンで視聴します

なお、会社のMicrosoft365のTeamsで会議をすると、Microsoft Stream(YouTubeのマイクロソフト版)に動画が保存されて、発言がトランスクリプトとして生成されますが、現在だとOneDriveへの保存に変更されたため、トランスクリプト自体が無くなったようです

Windows だとまず動画再生ソフトはMedia Playerが考えられます


議事録を作成するときに普通に聞いていると時間が掛かり過ぎるので、慣れてきたら何秒かスキップするのを繰り返すことが時間短縮のコツです

会議に出席していないと難しいですが、出席していれば流れは掴んでいるので、議事録に関係ないところはスキップします

議事録で拾う内容とは、

  • 会議で決定したこと
  • やるべきこと(ToDo)
  • Q&A(質問と回答)
上記の3つが基本になります

何かを確認し合うとかは特に重要でなければ、議事録には書きません

Media Playerに話を戻すと画面下部の中央に30秒スキップのアイコンがあります

30秒というのは会議の会話としては長い時間になり、話の流れが変わってしまうことがあるので、もっと短い時間のスキップが必要です

そこでMPC-HCという動画再生ソフトを使ってみました


画面のボタンにはありませんが、キーボードの「→」(右矢印)キーを再生中に押すことで5秒スキップします

なお再生/停止をボタンのクリックで実行できますが、面倒なためスペースキーを使うほうが良いでしょう

再生速度を速くするボタンもありますが、発言のイントネーションが分からなくなってしまうため私は使っていません

オプションのキーバインドでスキップ秒数を5秒より長くしたり短くすることもできるようです

MPC-HCのダウンロードや使い方についてはこちらを参考にしました

最近ではメールでも簡潔に書くため、文章力が培われなくなってきているのかもしれません

詳細な議事録では、ある程度の文章力も必要になるため、ブログなどのまとまった文章を書いていると活かされます



2021/05/28

Microsoft Teams はWebよりクライアントアプリケーションの方が便利

リモートワークが普及している現在、フリーランスの面接もほとんどがオンライン面接になっています
オンライン面接に使うツール(ソフト)は面接する側が大概は指定します
Zoom、Microsoft Teams、Google Meet あたりがソフトの主流でしょうか

Microsoft Office Teams (2018–present).svg
Microsoft Corporation - <a rel="nofollow" class="external free" href="https://office.com">https://office.com</a>, パブリック・ドメイン, リンクによる


私は Microsoft Teams でミーティングする際にはクライアントソフトはインストールせずに、Web ブラウザを利用していました
経歴を説明する際に用意した資料を見せて説明しているのですが、Web ブラウザだと画面共有をする際に資料のウィンドウが選択肢に出てこないという現象に困っていました
画面共有の機能を何度かクリックし直してようやく選択肢に出てくるようになるので事なきを得ますが、面接者を待たせるためストレスになります

Microsoft Teams は面接でしか使わないため、ソフトのインストールはしていなかったのですが、試しにインストールして使ってみると、画面共有が問題無くできることが分かりました
Microsoft アカウントの登録が必要のようですが、それなりに使う頻度がある場合には有用だと思いました


2021/02/21

トレンド [リモートワーク]

リモートワークはフリーランス、社員に関わらずトレンドな訳ですが、とりわけフリーランス個人にメリットがあります

通勤費・交通費は社員ならば会社負担ですが、フリーランスの場合は殆どが自己負担です
リモートワークならば、通勤費・交通費が浮くようになるため、遠距離通勤になるほどメリットが大きい
地方案件の場合には旅費が精算できる場合もあるので、旅行がてらそういった案件を狙うのも良いでしょう

セキュリティの懸念から会社PCを貸与されて使用する場合が多いですが、今後の技術革新によって個人PCで可能になってくればリモートワークの敷居がますます下がるので期待しています



海外現地採用の応募サイト

フリーランス案件の合間に海外へ旅行することを楽しみに生きていた訳ですが、コロナによって打ち砕かれました
日本でもワクチン接種が始まりましたが、気軽に旅行できるようになるのはまだまだ先でしょう
それならば発想を変えて海外で働いてみれば良いのじゃないか?
フリーランスのときと同様に海外現地採用の応募サイトをあたってみることにしました
私の場合は居住先は東南アジアが良いのでアジア向けのサイトを探します
居住国は私の場合はベトナム、タイを考えています


カモメアジア転職

サイトトップページのタブに国名が付いていて国を指定し易くなっています
求人票単位で応募できます
求人票には仲介会社名が表示されています
注意が必要なのは企業が直接求人を出しているように見える求人票が実はサイトの運営会社であるRGFの仲介であるということです
このサイトは全て仲介業者が載せている求人になります


iconic Job

このサイトは特にベトナムに力を入れているようです
サイト上に掲載されている求人は少ないですが、非公開求人を多く扱っているとのこと


IT系の仕事だとタイよりベトナムの方が求人がはるかに多いです
タイは製造業の仕事が多いですね

日本から現地へ移動しての採用となる場合には入国から隔離の流れになりますが、隔離費用は企業が負担する場合と個人が負担する場合があります
隔離費用は結構大きいのでこれは大きな違いになりますね

日本に比べれば発展途上ということになりますので給与水準は日本に比べるとやはり下がります
日系の本社採用で現地勤務もあるかもという求人もあるので、給与を重視するならばそのほうが良いかもしれません

フリーランス案件の応募サイト

数年前はあまり無かったフリーランス案件の紹介サイトですが、最近では結構増えてきました

サイトへ自分の情報を送って担当者が個別に案件を紹介するタイプのサイトもありますが、ここでは自分で応募する案件を選べるサイトを対象とします

エンジニアリング系中心のサイトが結構ありますが、自分の場合はPM・PMO、コンサルティングにフォーカスしているので以下はそれに対応するサイトです


まずは老舗のアサインナビ


私がフリーランスを始めた3年前では自分で応募する案件を選べるサイトは少なく、アサインナビくらいしか選択肢がありませんでした
これまでのところ私が成約した案件は全てアサインナビになります

当初はいくつでも案件に応募できましたが、2020年8月の改定により、自由応募できる回数に制限が付きました
応募はチケット制になり1ヶ月に3チケットがアサインナビから無償で割り当てられます
うーむ、これは少ない。チケット購入もしてみましたが、成約には至らずアサインナビをメインに使うことを断念しました




こちらは高単価案件に特化したサイト
利用を始めて3ヶ月ほどになりますが、成約はおろか面談に進んだものもありません(笑)
自分の場合はこれといって特化した技術・製品が無いのが響いてるかもしれません
応募できる数に制限はありませんが、応募結果(見送り/進む)が決定しないものは3件までしか応募できないという制限があります
フリーランスでも年齢制限がある案件も多く、このサイトには年齢制限情報が載っていません
40台までという制限が多く、50台の自分はハネられることも多い
一方SAP案件などは年齢制限が無いものも多い
※2021-06-08 追記:ここは合わなかったので退会しました


Modis Freelance


ここは数日前に見つけて登録してみました
そこそこ案件数はありますが、新規案件の更新頻度は多くないようです
1ヶ月も経つと案件自体が消滅したり状況が大きく変わったりするので情報の鮮度は重要です
まあフリーランス案件なんてものはコロコロ変わるものですが


なおアサインナビとModis Freelanceには案件の元請け、2次請けの区分がありますが、元請けと書いていながら2次請けの場合があるので注意が必要です
最終顧客(エンド)から直接請けているのが元請けで、それより下は全て2次請けです
悪意は無く元請けの意味が分かっていないだけかもしれませんが、中抜きが発生するので正確に記載してもらいたい
正確には階層が下がるに従って3次請け、4次請けとなりますが、下の階層の会社が自分の直接の上位会社の上の階層を知ることは難しいので仕方なしというところでしょうか

2021/02/13

確定申告のオンライン申告で電子証明書の更新時にはe-taxの電子証明書の更新も合わせてしなければならない

 マイナンバーカードの10年期限の途中の5年経過で電子証明書の期限がやってきて更新をしなければなりません

この更新はe-taxの電子証明書と連動されていないらしく、そのままオンライン申告を実行するとアップロード後のe-taxの結果がエラーになってしまいます


e-taxの電子証明書の更新(再登録)または登録はWebのe-taxのシステムからはできず、クライアントソフトのe-taxソフトからしか実行できません


e-taxソフトをインストールしていない場合にはインストールする必要があります

e-taxの電子証明書の更新結果は確定申告の電子申告と同様にe-taxのメッセージボックスに表示されます。メッセージボックスに更新のエラーがなく正常であった場合でも、すぐにe-taxに反映されているのか分かりませんが、続けてオンライン申告を実行してみたところエラーなく完了したので、電子証明書の更新は即時に実行されるようです


ビジネスホテル 対 Airbnb

独断によるビジネスホテル 対 Airbnbの比較を表形式でまとめてみました

ビジネスホテルAirbnb
デスク
キッチン
Wi-Fi⚪(場合によっては◎)
浴室乾燥⚪(新しい場合)

デスク
アパホテルなどのようにビジネス利用を想定したホテルだとデスクが仕事に使い易いので、それがAirbnbに対する最大のメリットでしょう。ただし椅子は一つしか無いので1人利用に限りますが

Airbnb でも大きめの机があるところは作業し易いですが、電源が机から取れるところは少ないでしょう

キッチン
Airbnbにはキッチンが付いたものが多いですが、ビジネスホテルにはコンドミニアム式は少ないのでこちらはAirbnbのほうがメリットです

Wi-Fi
私の泊まったAirbnbでは1部屋に1台の光回線が通っていたようで他の部屋の影響を受けないようでした

ホテルでは共用が多いようですから、他の部屋で同時に使用していると影響を受けます

2021/01/09

PCリサイクル用にハードディスクを初期化

 7年前に購入した ThinkPad E430C をメインPCのバックアップ機として使用していたが、Wi-Fi ルーターを新しくしたら Wi-Fi ルーターを認識しなくなり、Windows 10 の更新でもハードウェアが古いためかエラーが発生するようになって処分することにした

処分するにあたってセキュリティのためハードディスクの完全初期化を実施した

まず USBメモリ起動の初期化を実行しようと思い、USBメモリにフリーの初期化ツールを書き込んで実施してみたが認識されず失敗した

BIOS の設定を変えてみたが上手くいかず、初期化ツールを別のものに変えたがこれも失敗

ここでUSBメモリ起動の初期化をあきらめ、一旦 Windows 10 のリカバリによる初期化を実行した。これでハードディスクの初期化としては十分だったかもしれないが、不安になり、結局ハードディスクをPCから取り出して、別PCから初期化を実施することにした

PCとハードディスクの接続には、次のSATA-USB3.0変換ケーブルを使用した


SSDでないため256GBのゼロ値初期化で2時間半ほど掛かった

なお、ThinkPad E430C のハードディスクのPC本体からの引き抜きでは、スロットに固くはまっているため、ハードディスクに付いているプラスチックのベロを引っ張って引き抜くことは難しく、ハードディスクとPCの間にマイナスドライバーなどを差し込んで押し出してやる必要があるだろう。その際には強くねじ込み過ぎると破損する恐れがあるので、ゆっくり慎重に行う必要がある