[実行環境]
Jakarta EE : TomEE Plume 9.1.1
Eclipse : Eclipse IDE for Enterprise Java and Web Developers
[2023-09 パッケージ版]
[手順]
1. TomEEをEclipseのServerに追加する
Window > Preferences > Server > Runtime Environments
Add [追加] ボタンをクリック
Apache Tomcat v10.0 を選択する ※TomEE 9.1.1 に対応している次の画面の Tomcat Server の installation directory には TomEE Plume 9.1.1 のルートフォルダを指定する
JRE は任意だが今回は Adoptium の JDK 17.0.8 を使用した
2. Eclipse Project を作成する
新規の Dynamic Web Project を作成する
Target run time には TomEE で追加した Server を指定する
ここで Configuration で Java Server Faces をオプション指定できるが、TomEE にJSFが含まれるので不要である
3. JSF サンプルを Eclipse Project に組み込む
TomEE の公式ページから バージョン 9.0 用の JSFサンプルページを開き、作成した Eclipse Project に組み込む
画面中程の Source 以下を組み込む
組み込むファイルは以下である
Calculator.java
CalculatorBean.java
CalculatorImpl.java
web.xml
calculator.xhtml ※ファイル名は全て小文字で作成する
result.xhtml ※ファイル名は全て小文字で作成する
faces-config.xml
ソースコードはファイルで提供されていないため、サンプルページからコピーしてそのまま貼り付ける
[注意]サンプルページでは、Calculator.xhtml などと大文字で記述されているが、ファイル名は全て小文字で作成する
ソースコード中では該当ファイルが全て小文字で記載されていて、プログラムの内部処理では大文字・小文字を別物として扱われるため、食い違っていると実行時にエラーとなる
全ファイル作成後のプロジェクト構成は以下である
[実行]
1. Eclipse から TomEE サーバーを起動する
2. ブラウザからサンプルのプロジェクトアプリケーションへアクセスする
http://localhost:8080/TomEE-JSF/calculator.jsf
TomEE-JSF の部分は作成した Eclipse プロジェクト名を指定する
calculater ファイルは 拡張子 jsf でアクセスすることに注意する
first number と second number に数字を入力して Add ボタンをクリックする
[その他]
なお、他のサンプルとして以下があるが、上記サンプルの Managed Bean を CDI に設定したもので実行内容は同様である。上記サンプルを流用できる
calculator.jsf にアクセスしたときに画面内容が表示されずに空白になるときがあるが、calculator.xhtml を編集して保存すると表示されるようになる (何かのバグ?)