2019/11/23

ゴールのあるプロジェクトは減っている

私は社員時代やフリーランスとして様々な案件に関わってきましたが、
最近感じているのがPMBOKで定義するようなゴールのあるプロジェクトが減っているということです。

RFPからの受注のような場合には一旦ゴールということでプロジェクトを完了としているかもしれませんが、RFPというキーワードを見かけることは少なくなりました。
私が最近は官公庁の案件に関わっていないことも観測できない原因かもしれません。

あえてプロジェクトという体裁を取らずに、つまりはプロジェクトマネージャー(PM)を置かずにマネージャーのみで対応している場合もあります。
システムの新規導入やリプレースが減っているのも一因かもしれません。
顧客から見て中小規模のシステムに対してプロジェクト管理を厚くするのはコストが掛かりすぎるという考え方です。

ただしPMを置かないというのは諸刃の剣で、進捗や課題が見えなくなってきます。
フェーズでいうとまだ要件が整理できていない、システム対応は必要であると分かっていても、おぼろげなイメージの状態ならばPMを置かないメリットが生きてきます。

あやふやな状態からクリアにしていくのがコンサルタントの役割でもあり、そこがニーズとしてある所以でしょう。

2019/11/14

OpenWork (旧Vokers)が履歴書登録で企業評価を見れるようになっていた

フリーランス活動しか最近ではしていないので、転職サイトの OpenWork は見ていなかったのですが、人材紹介会社から転職の紹介があり、知らない会社なので久しぶりに見に行ってみました。

以前は企業評価を閲覧する場合には、自分の勤務した経験のある企業評価を書くか、1,000円で30日閲覧可能にするか、「いいね」を3ポイント(だったかな?)をもらって閲覧権限をもらうかのパターンしかありませんでした。

1,000円で購入でも良かったのですが、自動的に購読形式になってキャンセルするのが面倒なので、標準のチラ見で済ませるかと思ったところ、新しくWeb履歴書の登録で閲覧可能というオプションがあったので、それを使ってみることにしました。

転職サイトに結構登録して履歴書は作りあげていたので基本的にそれのコピーで済みました。
経験会社数を選択するのですが、それに合わせて会社の入力項目が増えて、全ての会社を入力しないと登録できない感じだったので、経験会社数は1社として直近の会社のみ登録しました。
職務内容は1社100文字以上必要で直近の会社で書いていたものでは足りてなかったので追記しました。
スカウトが来るサービスがopenworkに追加されたので履歴書での企業評価の閲覧が可能になったと思われますが、私の場合には現在フリーランス活動がメインで転職活動するにしても openwork は企業評価の閲覧くらいしか使わないので、閲覧ができれば十分です。

[鍵付個室] 快活CLUBに行ってみた [新宿駅西口店]

日中の 5時間くらいを時間を潰す必要が出てきて、漫画喫茶に鍵付個室型のものが出来たと聞いて行ってみました。
快活CLUBというものがあって YouTube にレポートが何本か上がっていて、なかなか良さそうだったので使ってみることにしました。
スマホの専用アプリをダウンロードして会員仮登録をして、店舗で身分証明書を提示して本登録されます。

利用した店舗は快活CLUB、新宿駅西口店です。
新宿駅西口店は10月17日にオープンしたばかりの新規店舗ですね。
新宿にはもう少し後にオープンした新宿歌舞伎町店もあります。


チェックインは受付で人が対応しています。
料金表が快活CLUBのWEBサイトにも掲載されていますが、受付時に何時間使いますという宣言をする必要はなく、精算時に自動的に該当の料金が適用されるということでした。
チェックイン時に割当られた部屋の入室用のストラップ付きカードをもらいます。
部屋にはカードホルダーに入っている印刷された紙に印字されているバーコードをドアの取手に付いている読み取り機に当てて解錠します。

部屋内部ですが、広さは2人で横になってギリギリくらいでしょうか。
天井の高さには余裕があります。
私は身長168cmですが寝ても長さに余裕があり、身長180cm程度まで行けそうな感じです。
新規店舗ということもあって、見た目が綺麗で清潔感がある部屋内部です。

ハンガー2つが部屋に掛かっています。

部屋には小さい簡易的な座椅子と小さめの枕のようなものが置いてあります。
私は高めの枕が好みなので、座椅子を畳んだ状態で枕を上に置いて使ってみましたが、座椅子が固いので使い心地が良くないので枕のみで使いました。

備え付けのパソコンのディスプレイ画面の右上に部屋のチェックインからの滞在時間が表示されています。
クリックして今チェックアウトした場合の料金が表示されます。

部屋の照明はオン・オフとオンの場合に明るさを無段階調節できるダイアル式スイッチがあります。

空調は部屋内部に利いていますが、各部屋で個別に設定できるものではなく、風量をダクトで調整できるのみでした。
もう冬並の気温で屋外は寒いですが、暖房が部屋には利いていたのでベストとジャケットを着ていると暑いくらいでした。
眠るときは空調の風が当たって体温が下がる気がしたので、部屋に置いてある薄めの毛布を掛けました。

部屋の照明を消してもパソコンのディスプレイが明るくて寝れないのでディスプレイの電源をオフにして寝ました。
ディスプレイはI-O DATA 製でディスプレイの右下に電源スイッチがありました。

防音性に関しては隣の隣くらいの電話と思われる声がはっきりではありませんが、聞こえてきましたが、まあそんなものでしょうか。

Wi-Fi は快活CLUBのものが使えますが、自分のモバイル Wi-Fiを使いました。
ドコモ系の格安SIMのDMM(現楽天モバイルへ移管)で通常電波が弱くなるとはあまりないのですが、ビルと部屋が多数あるからか部屋では電波が弱かったですがネットワーク自体は利用できました。

靴はベッドにあたる床の下にドアを開けた前面から入れるのですが、部屋に入る前にドアを開けた状態で靴を脱いで入れる必要があるので慣れる必要があり面倒です。
部屋を出るときもドアを開けて靴を取り出さないといけないので今後の改善をしてもらいたい部分ですね。

トイレは店舗の中ではくフロントを出たビルのフロアのトイレを使用するので、移動が必要になって面倒でありマイナス点です。

フリードリンクとアイスクリームも無料なため、これは良い点です。
アイスクリームは食べませんでしたが、種類は1種類のようでした。
夏場には嬉しいサービスです。

精算は駅の発券機のようなセルフ式精算機がフロント前に設置してあって、そこでストラップに入っているカードと紙のバーコードで料金が表示されて精算しました。
セルフ式では支払いを現金かクレジットカードかの選択ができます。
Suica 、PASMO などプリペイド式の電子マネーも支払いに利用できますが、セルフ式精算機では対応していないので、その場合にはフロントで対面の支払いとなるようです。

快活CLUBは12時間、24時間といった長時間の利用が可能でホテルよりも安いのですが、宿泊となるとやはりベッド、シャワー、トイレが部屋にあるホテルのほうがやはり快適なので、私はホテルを選びますが、3 ~ 6 時間程度の利用の場合には価値のあるサービスです。

2019/11/09

YouTube Premium でストレスフリーな YouTube 生活

YouTube に視聴者への広告を除外する YouTube Premium というサービスがあります。
このサービスがあることは気づいていましたが、広告を見せないというだけで月1,180円も取られるのは嫌だと思って、しばらくそのまま使っていました。

私は音楽も YouTube で見つけたものを聞いているので、いちいち流れを止められて広告を強制的に見せられるのは結構なストレスになります。
YouTube Premium には1ヶ月無料になる、いわばお試しのようなことができたので、とりあえず契約してみました。

広告が出なくなるだけで、これほど快適とは。
結局、今でも Premium を続けています。
複数の Google アカウントを持っているので、YouTube も仕事用、趣味用と使い分けて両方共に Premium 購読していましたが、さすがに勿体ないので 1つに絞ることにしました。

最近 YouTube に動画をアップロードしたので、どんな広告が出るのか気になったというのもあります。
まあ、自分が広告収益を上げるなんてのは遠い話ですが。

最近ではゲーム系だけでなく、旅、ガジェットなど色んな YouTuber が出てきて専業の人も増えているようです。
専業で生計を立てられるのは一部の人でしょうけども、可能性があるのは希望がありますね。

2019/11/06

原チャリ(原動機付自転車)をめっきり見なくなった

原動機付自転車(通称:原チャリ(死語?))をめっきり見なくなりました。
もっとも40年近く前の1980年代の前半頃に比べての話なので大昔に比較しての話になります。
その最盛期には年間300万台も販売されていたそうですが、2016年には16万台にまで落ち込んでいるとのこと。
20分の1近くまでに減っているのですから、それは肌感覚でも明らかですよね。

原チャリはスクーターとも呼ばれ当時はコマーシャルがバンバン流れれいました。
印象に残っているのは、ボルグのホンダ・リードのCMです。



 1980年のウィンブルドンでのマッケンローとの死闘に勝利し5連覇、そして翌年決勝での敗退のさらに翌年の1982年のCMですから死闘直後よりも効果は薄いものの、このCMは効果があったでしょう。

原チャリより排気量の大きいバイクの販売台数は増加しているという話もありますが、都心からだいぶ離れたウチのあたりではめっきり見ません。
都心ではウーバーイーツなどバイク宅急便の流行などあるので増えているのかもしれません。

ちなみに今年の5月にベトナム・ホーチミンに行ってきましたが、バイクの多さにビビりました。
視界に100台くらいバイクが走っているのが見えるのは日本ではないんじゃないでしょうか。
ベトナムでは鉄道が発達していないので、バイク、車が主要な移動手段となっています。
鉄道が少ないのはバスの少なさにも影響しているのでしょう。

最近では電動バイクや電動キックボードもあるので、乗り物は時代の変化が先に訪れるものなのでしょうね。

ちなみに私が乗っていたのは HONDA MBX50というモデルでした。

Honda MBX50
HONDA MBX 50(Wikipediaより)
中古で5万円でした。原付免許を取って親に買ってもらいました。
5速ギヤ付きで速度規制対応前でしたのでかなりのスピードが出ます。
車体が排気量に対して大きく100kgくらい重量があったんじゃないですかね。
もうこんなのは原付では新規に販売されないでしょうねえ。

2019/11/04

GoPro HERO 8 の屋外テストで動画作成、 YouTube デビュー、Power Director 購入

GoPro HERO8 を購入して外での試験用に宗吾霊堂での散策を撮ってきました。
動画と言えばスマホのビデオをちょこっと撮るくらいだったので、動画専用のカメラで撮るのはフィルムテープだった頃から以来になります。20年くらい前か…

とりあえずこのブログにアップしようと、動画ファイルをアップロードしようとしましたが、100MBまでの制限とメッセージが出てアップロードできません。

ここで YouTube にアップすることを決意します。
比較的に高画質のAVCで動画出力していたためか、再生時間 7分でファイルサイズが 2GB 強になっていたので、編集ソフトで早送りを加えて 4分、1.3GB に短縮しました。

動画作成に使用したソフトは  PowerDirector 18 です。
一旦完成するまで試用版で作成しましたが、プロジェクトから動画出力の際に透かしが付加されてしまいます。
YouTube にアップするには格好悪いので、製品版ソフトを購入することにします。

購入するのに他のソフトも一応使用して比較してみることにします。
使ってみたのは、Filmora 9 と Adobe Premiere Elements 2020 です。

Filmora 9

Filmora はとっつき易いものの、操作性の細かいところの詰めがもうひとつです。
メニュー類の文字が小さいのも年寄りにはきつい(^_^;)
動画編集画面で動画プレビューが歪んでしまっているのも痛い。

Adobe Premiere Elements 2020
操作性は最も洗練されている。機能も(多分)豊富にありあそう。
価格を考えなければ、これを選んでいた。
プレビュー画面から透かしを入れてくるのはいただけない。レビューできませんがな(^_^;)

PowerDirector 18
製品のクオリティ的には Filmora と Adobe の中間くらい。
そこそこ使いやすく、機能もそれなりにある。
ただしフリーズが頻繁に起こる。編集中でもファイル出力中でもフリーズする。
フリーズすると操作可能にならずにソフトを再起動するしかない。

結果

プロ並みの動画作成を目指すわけではなく、また機能・使い勝手もそれなり欲しいので、中庸選択としてPowerDirector のサブスクリプション番の PowerDirector 365 に決定しました。

PowerDirector も買取り板だと、Adobe に比べて大きく価格優位性がある程でもないのですが、サブスクリプションの12ヶ月の 6,980円は魅力的です。
それに新バージョンが出ると欲しくなってしまうのが人間の性(サガ)ですからねえ(^_^;)
サブスクリプションなら最新板を使い続けられるでしょうから良いです。

あと 1ヶ月更新もありますが、2,180円と月単位では高額なオプションもあります。
1ヶ月サブスクリプションの需要としては結婚式なんかの頻繁にはないものなんでしょうかね。

PowerDirector 365 は Application Manager というソフトがまずインストールされて、そこから PowerDirector 365 をインストールするという方法になっていました。
PowerDirector 365 をインストールすると、デスクトップに PowerDirector 18 のアイコンが出来ていましたので、Application Manager で最新版の PowerDirector をコントロールするということのようです。

YouTube にアップロードした動画は以下です。


Blogger の投稿記事の編集で「動画を挿入する」をクリックすると、YouTube のマイ動画から選択できます。
同じ Gooogle 傘下の製品なので地味に便利です。

GoPro の設定は多くなく、ほぼデフォルトの設定で撮っていました。
録画ボタンを押して撮影を開始して、歩いて目的の建物(寺)へ近づいて停止ボタンを押すことの繰り返しです。
夕方だったので、画像は暗くなってしまいますが、この映像クオリティには満足です。
手ブレ補正機能の強化がGoPro HERO8 の売りの一つですが、急にカメラを動かさないように注意はしていたもののジンバルなしでスムーズな動きは良いです。

なおもう一つの売りの Time Warp 機能ですが、通常撮りから撮影中に切り替えられないようだったので使用しませんでした。
YouTube の動画では PowerDirector の動画速度の変更機能で早送りしています。

2019/11/03

GoPro HERO 8 用に 割安で比較的安心な microSD を購入した

GoPro HERO 8 を公式サイトで購入したので、おまけとして 32 GB のmicroSDは付属してきました。

GoPro というかもっと言うと動画作成の初級者なので、いきなり大量に動画を撮る予定はないのですが、予備の microSD は必要という見解をネットで見かけるので購入しておくことにしました。

容量は多いほど余裕があって良さそうに思えますが、128 GB よりも 64 GB を勧めるほうが多かったので、サイズは 64GB に決めました。

GoPro 公式サイトで販売している microSD は Sandisk Extreme の 64GB がありますが、価格が 6,100円して GoPro Plus の半額対象にはなりません。
さらに公式サイトは送料が高いので、他の日本のオンラインサイト購入を検討することにしました。

ネット上では GoPro と microSD には相性があって、GoPro 7 でエラーが出て使えなかったなどという情報があり、さらに探していくと タジマモーターコーポレーションという会社が日本での GoPro の総代理店をしていて microSD の販売もしていました。

GoPro の開発には SanDisk の microSD を使っているとのことで、GoPro の公式サイトも SanDisk のみ販売していますが、タジマモーターコーポレーションでは独自に GoPro で使用できる microSD を評価していて、Samsung も GoPro で使用可能と挙げ ています。

タジマモーターコーポレーションの販売価格を見てみると、SanDisk Extreme の 64GB が 13,200 円Samsung EVO Plus の 64GB が 4,950 円 します。

うーん、結構高いですねえ。なお Samsung のほうは入荷待ちになっていました。
さらに、送料が本州・四国で 1,650 円 もかかります。他の地域ではそれ以上掛かります。
税込み 11,000 円以上の購入で送料無料となっていますが、GoPro HERO 8 の本体価格が 5万円ですから microSD 1枚に1万円掛ける気にはなれません。

ここで、公式系でない一般オンラインサイトでの購入を決意しました。

Amazon ジャパンでかなりの数が販売されていて価格は安いのですが、販売者が馴染みのない会社ばかりなので不良品などの対応に不安があります。

レビューでも最低評価のものが付いているものが殆どです。

Amazon は一旦購入対象から外して、他の信頼できそうなオンラインサイトを探します。

以前、他の商品で購入した実績のある、ビックカメラとヨドバシカメラで探してみました。
ヨドバシは在庫がないので検討対象から外します。
ビックカメラは SanDisk Extreme の 64GB  に在庫がありましたが、10,400 円しました。
結構高いです。

さらに探すと Joshin webショップ という上新電機のオンラインショップで販売しているのを見つけました。

結局この Joshin webショップで購入しました。
購入したのは以下の 2点です。

microSDXCメモリーカード 64GB UHS-I【並行輸入品】Extreme PRO  3,380円 (Sandisk Extreme Pro)


【国内正規品】microSDXCメモリカード 64GB Class10 UHS-I※Nintendo Switch 動作確認済み 1,680円 (Samsung EVO Plus)


送料が無料というのが良いです。

その場でアカウント登録して購入しましたが、100円のポイント割引がありました。
Sandisk Extreme Pro のほうも国内正規品が良かったのですが、もっと価格が上がるでしょうから良しとしました。
時間が経ってからの保証はなく、届いた商品の明細書の裏面に初期不良による交換は商品到着後2週間以内のJoshin web 事務局への連絡が必要と記載がありました。
なお未使用かつ未開梱の場合には客都合での返品が商品到着後8日以内でのJoshin web 事務局への連絡でできるとのことです。








2019/11/01

フリーランス案件は商流の深さを意識せよ

小さい紹介会社で単価が100万円を超えるような高単価の場合には、プライム(元請け会社)に直接紹介されるようなことは稀です。
少なくとも私の経験上はありません。

プライムが受注している先は俗にエンド(エンドユーザー、つまりお金を払ってくれる源流の会社)と呼ばれます。

フリーランスで普通、最短と呼ばれる経路では次のように

エンド -> プライム -> 紹介会社 -> フリーランス個人

エンドとフリーランスの間には2社入っているのが、よくあるパターンです。
このお金の流れる経路のことを俗に商流と呼んでいます。

フリーランス案件にはエンドと直接契約するものもありますが、数としては少ないです。
普通にエンドとフリーランスの間に2社入っていて、それぞれの会社が経路を通るごとに自社の紹介料/マージンとしてお金を抜いていく訳です。
当然フリーランス個人には最後の残ったお金が入ってくることになります。

エンドとしてはフリーランス個人と契約するほうが、間で抜かれるお金もなく安上がりになりますが、エンド自身が利益を上げる事業をしながら、適切なフリーランスを探して契約をすることは、そのためのコストも掛かかるので、常に外部から一定の人材を必要としていないと掛けるコストに見合わないものになります。

そこでプライムに必要な人材の発掘を任せることによって、自社の直接の採用の手間を減らしています。
もちろんプライムが抜くマージンがありますから、手間とマージンのトレードオフになります。

このような何層にもわたる商流は多重下請け構造と呼ばれます。
社会問題のひとつとも考えられていますが、いわば必要悪として現在でも脈々と存在しています。

フリーランスとして新規に仕事を探そうとすると、この多重下請けに当たることは避けられなかったりします。
直接の紹介会社が自社は多重下請けの末端ですとかアピールしませんしね。
私が受けた中で最大はエンドと私の間に4社ありました。

多重下請けはお金を沢山抜かれますし、情報の伝達に時間が掛かり、途中で情報が抜けたり誤った情報が流れてきます。
紹介会社から聞いていた仕事内容と違うなんてことはよくあります。
私は仕事内容が異なっているくらいでは動じなくなりました(笑)

これからフリーランスを始める人や、多重下請けに慣れて居ない人は、最初に紹介会社に確認しましょう。
特に希少で市場需要のあるスキルの場合には特定の商流に頼る必要がないので、さっさと別の案件を探したほうが賢明です。

英語民間試験が来年始まる予定だったのを今日知った

ニュースで英語民間試験が延期となるのを今日知りました。

6団体7種類もあったとは。それだけあると受験側がどれを選択するのか難しいし、受験結果に対する、種類ごとの公平な基準を決めるのも難しい。

まあ官が試験を主導するのが難しくて、民間を採用(というか丸投げに近い)という安易な発想から、癒着や天下り批判の回避のため複数業者可能って流れに見える。
そして土壇場延期決定で結局受験側が振り回されただけという。

まあ英語だけが能力ではないけど、英語能力の重要姓は高まり続けるのも事実。
批判するのは簡単だけど教育は本当に難しい。


ロータス・ノーツ(現HCLノーツ)移行のヒント

IT投資に積極的な企業は既にロータス・ノーツ(以下ノーツ)から別の製品に移行を終えていて、現在でも使い続けている理由としては、ノーツのアプリケーションを作り込んでしまっていて他の製品への移行が難しくなっているケースがあります。

ノーツは独特の見映えと使い勝手を採用していて、20年程前には大いに流行しましたが、クラウドが普及していた現在ではその独自のアーキテクチャが移行を困難にしています。

ノーツからの移行先として Microsoft SharePoint が有力な候補になります。
私が関わった移行プロジェクトでもSharePoint案件は複数あります。

ノーツ標準の掲示板データベースなどをカスタマイズなしに利用しているならば、SharePoint に移行することは簡単ではないにせよ困難ではありません。

SharePoint でカスタム・アプリケーションを開発することは、専用のアーキテクチャの理解・技術習得が必要となり、技術者が少ないためにコストが上がりやすくなります。
予算が豊富にあり、ノーツに複雑なカスタム・アプリケーションがある場合には考えても良いでしょう。

ノーツのビューなど見映えをSharePointで実現したい場合にはSharePoint上の標準機能にカスタマイズ修正を加える必要があります。

複雑なカスタム・アプリケーションは Azure など汎用クラウド・プラットフォームで ASP.NET で専用に開発する方法もあります。
これはハイブリッド移行とも呼べるでしょう。

「移行しない」という選択肢もあります。
作り込んだノーツ・アプリケーションはノーツに残したまま、メールなど移行先の製品で対応できるものは移行するという方法です。
年度など期間のある限定データならば有効な方法です。
ただし移行先製品の費用とノーツ費用が二重に掛かるため、これも費用アップとのバランス検討が必要になります。

別アーキテクチャーへのノーツ移行は費用・期間ともに掛かり、利用者の個別の事情もあるので大きなイベントになります。