2019/11/23

ゴールのあるプロジェクトは減っている

私は社員時代やフリーランスとして様々な案件に関わってきましたが、
最近感じているのがPMBOKで定義するようなゴールのあるプロジェクトが減っているということです。

RFPからの受注のような場合には一旦ゴールということでプロジェクトを完了としているかもしれませんが、RFPというキーワードを見かけることは少なくなりました。
私が最近は官公庁の案件に関わっていないことも観測できない原因かもしれません。

あえてプロジェクトという体裁を取らずに、つまりはプロジェクトマネージャー(PM)を置かずにマネージャーのみで対応している場合もあります。
システムの新規導入やリプレースが減っているのも一因かもしれません。
顧客から見て中小規模のシステムに対してプロジェクト管理を厚くするのはコストが掛かりすぎるという考え方です。

ただしPMを置かないというのは諸刃の剣で、進捗や課題が見えなくなってきます。
フェーズでいうとまだ要件が整理できていない、システム対応は必要であると分かっていても、おぼろげなイメージの状態ならばPMを置かないメリットが生きてきます。

あやふやな状態からクリアにしていくのがコンサルタントの役割でもあり、そこがニーズとしてある所以でしょう。

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